2016年4月に熊本地震が発生しました。震度7を2度も観測した熊本県益城町では、木造戸建て住宅に大きな被害が発生しました。
この熊本地震では、家づくりに携わるプロに大きな衝撃が走りました。それは、1981年(昭和56年)に改正された建築基準法に準拠した『新耐震基準』で建てられた住宅に多数の被害が出たからです。
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日経ホームページビルダー編
「なぜ新耐震住宅は倒れたか」から引用 -
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朝日新聞 2016年5月10日朝刊より
平成12年6月より建築基準法が変わりました。
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では、どうすれば倒壊・崩壊しないのでしょうか?
さまざな分析はありますが、倒壊・崩壊の70%以上は、柱の「ほぞ抜け」が原因です。
「ほぞ抜け が家を凶器に変える」
そのため、最低でも『2000年基準』に適合する耐震対策(ホールダウン金物によって基礎と柱を固定すること)が必要と考えられます。
新築で住宅を建てる場合には、壁の施工前にホールダウン金物を取り付け壁内に埋め込むことが可能ですが、古い木造住宅にはどのように取り付ければよいのでしょうか。
フルハウスミルではこの課題を解決するため研究に研究を重ね、壁を壊すことなく、家の外から柱と基礎を固定する外付け工法を開発しました。壁を壊す必要がないため、簡単で安価に耐震工事を行うことが可能となりました。
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